製品としては流通しなかったLC5 C7 スイヴェルチェア1929年にパリのサロン・ドートンヌにて発表され、コルビジェの名を家具のデザインというジャンルにおいても知らしめた一脚です。4本の金属パイプの上に配されたボリュームのある座面は回転する機能も与えられています。 LC6との組み合わせがお勧めです。
Deseigner / Le Corbusier
20世紀の建築とデザインを語るうえで、外せない人物を挙げるとしたら、ル・コルビジェは間違いなく最上位に位置する人物。スイスに生まれ、フランス国籍を取得した彼はパリに個人事務所を設立。「住宅は住むための機械である」という理念の下、クリーンでモダンな建築を次々と発表しました。自らが設計した建築物の設備としてデザインした家具の数々はアルミニウム、スチールパイプなど、近代的な素材を用いた当時画期的なものであり、バウハウスという時代を代表する作品です。

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